Q:バラの葉が黄色くなりました。どうしたらよいでしょうか?
少しの黄変でしたら、生理現象ですので問題ないかと思います。
バラには頂芽優勢(ちょうがゆうせい)という性質がありますから、梢(こずえ)の方に優先的に栄養が送られて、その生長点でホルモンや細胞がたくさん作られます。
最初にできた下葉(かつての梢)は、光合成の効率がわるくなってしまいますから、老化してしまい一番始めに弱くなりがちです。
しかし、あまり黄色い葉っぱの枚数が多いと、問題がでてきます。
黒点病などの病気ではない場合、だいたいそのような時は、根に問題があります。
もしかしたら、水やりが足りていないのかもしれません。
逆に、水が多いのかもしれません。
もしかしたら、葉のボリュームに対して、根のボリュームが少ないのかもしれません
もしかしたら、コガネムシの幼虫が土の中にいるかもしれません。
土の中の排水性、通気性が悪く根が呼吸できていないのかもしれません。
肥料の過不足が影響しているのかもしれません。
夏バテをしているのかもしれません。
夏の高温期の薬剤散布による薬害の症状かもしれません。
(真夏の高温、乾燥期は遮光などの対策も必要です。)