花は緋赤色の半剣弁高芯咲きで、弁質が良く、雨に打たれても花形が崩れません。端正な花容と輝くような色彩は、特に素晴らしく、大女優の名を頂くにふさわしい品種です。切り花としても大変楽しめます。
微香で、耐病性、耐寒性があり丈夫で育てやすく、枝は赤みを帯び葉も厚手の照葉で花とのマッチングも良いです。
樹性も1メートル前後の整った株立ちとなり、強健でうどんこ病には特に強くガーデンには最適な品種です。
まとまった樹形の木立性の為、鉢栽培、花壇栽培どちらでも最適です。半横張ではありません。
春~秋の開花後の剪定はモダンローズのハイブリットティに対する一般的な方法で良いと思います。大事なことは、用途によってのサイズとバランスを考えて剪定して行きます。
バラを栽培するには、まず土作りから始めなければなりません。 植木などを植えるときのように、ただ植えれば良いというものではありません。この作業をしっかりしたかにより後々の生育に関わってきます。
路地栽培では植え付け場所に腐葉土、家畜の完熟堆肥(半年以上寝かせて発酵済)などの有機物を投入し、そこにある土と良く混ぜます。これにより、チッソ、リン酸、カリ以外の微量要素の補充を行い、合わせて水はけ、水持ちを良くします。
これにバラの株を植え付け、後に株元に肥料を適量施します、決して土の中には混ぜないで下さい、枯らす一因となります。
追肥は開花後に御礼肥として適量与えます。