大変丈夫で誰にでも育てやすい品種です。主につるバラとしての需要が多く、低いフェンスからアーチまでさまざまに誘引出来、春には一面を花で覆い尽くします。その姿は圧巻です。
アンジェラの様な強健種は生育旺盛で良く伸びるので、のびのび育てられる地植えが最適です。
株が成長して枝数が多くなればその分多くの花を付けてくれます。 3年もすれば何百もの花を付けてくれますので、気長に待ちましょう。
アーチ、フェンス、オベリスクなどの所定の場所に植え付けた後、春からの新芽の成長とともに誘引していきますが、柔らかい新芽のうちは無理をせず、ある程度充実するのを待って誘引していきます。
1~2年かけて理想の形になるように心がけ、隙間を埋めてゆきます、この間の剪定は必要とせず、咲終わった花殻だけ剪定します。
四季咲き品種に比べ、つるバラ品種は日陰に強いのですが、やはりアンジェラも強いです。
家と家とのわずかな隙間などでは無理ですが、空間的な広さがあれば、たとえ日が差さない様な北向きでも生育可能です。
つるバラの剪定に準じますが、とくに冬の2年目以降の本剪定をしっかり行います。
主幹をしっかり決め形を整えます、枝数、風通しなど春の開花を連想して行います。
※動画 つるバラの剪定
主に春と秋に注意してください。 病気:うどんこ病、黒点病 害虫:アブラムシ、バラゾウムシ、コガネムシ類、ハダニ、テッポームシ(カミキリムシ幼虫)
関連リンク バラの病害虫と対策