指先ほどの小さな花々と味のある鉢が、和みの窓辺空間を作ります。次々に開花する時はもちろん、葉の茂る時期も、ミニバラ盆栽の移りゆく様を間近にお楽しみください。
お庭の四季咲き品種と同様、春と秋が一番の開花時期です。この時期に、つぼみをつけた開花苗をお届けします。
バラは日光が大好き。お日さまの当たる窓辺に置き、水やりは「乾いたらあげる」が基本です。とても小さな苗なので、やりすぎないように、乾きすぎないように、よく見てあげて「よい加減」をみつけてください。室内で育てるので、黒点病やうどん粉病の心配はほとんどありません。
つぼみをたくさんつけたミニバラ盆栽は、バラの花束より長く持ち、バラ苗の鉢より場所をとりません。次々に咲くお花を楽しんで、その後もお世話を楽しめます。
ミニバラ盆栽をギフトにどうぞ。
ミニバラ盆栽のセッティング方法、水やりや肥料やりのポイントをまとめた育て方説明書を同梱いたします。
お買い上げのお客様には、お電話、メールでご相談を随時受け付けています。ミニバラ盆栽の状態をお伺いしながらアドバイスをいたします。
当社のバラ盆栽で採用しているバラは数ある品種の中で、もっとも小さな系統のマイクロミニバラの姫乙女(ひめおとめ)です。四季咲き性でありながら、樹形はコンパクトな手のひらサイズ。花径は1~2cm前後、ピンク~白と季節や環境によって変化します。
【樹高】約15cm
【花径】約1.5cm
【開花期】四季咲き性(春~秋)
※今後さらにミニバラの種類を増やしていく予定です。お楽しみに!
→「みさき」も加わりました!
※室温が暖かい場合は落葉せずお楽しみ頂けますが、室温が5度以下になる場合は一時的に落葉し休眠期に入ります。暖かくなる春には自然のサイクルで再び新芽が吹いてきますのでご安心ください。
基本的にバラは日影では育ちません。必ず窓際に置き、窓越しに陽に当ててください。真夏など日差しが強い時は、レースのカーテンなどで遮光して調節します。春や秋の気候が穏やかなときは、窓を開けて心地よい外気にあててもよいでしょう。バラの生育に適した温度は25度前後です。日本の夏はなかなか厳しい環境ですが、様子をよく見て、バラが気持ち良さそうな環境を整えてあげてください。
ペットのお世話をする様に一日一回、盆栽を裏返して根の状態を観察してください。元気な白根が出るように、適度な水分量に調整してください。詳しくは基本の水やりをご参照ください。
開花後の軽い剪定:5月や秋などの開花後は開花枝の元を1〜2cm程度残して全体を刈り込みます。一ヶ月もすれば次の開花を迎えますので、また同じ作業を繰り返します。枝が込みすぎた時は風通しを考慮して軽く間引きをします。詳しくはミニバラ盆栽の育て方をご参照ください。
冬の本剪定(2月頃):冬の寒い時期は将来どの様な樹形にしたいかをイメージし、それに合わせてはさみを入れていきます。主幹、脇枝を見定め枝を整理して行きます。はじめは難しく感じますが慣れてくれば問題ありません。
ハイポネックスなどの液肥を2000倍に薄め、月に1〜2回程度あげます。
成長期でない時は控えても構いません。調子の悪い時はやらない方がいいでしょう。
濃すぎるとトラブルになりますので、より薄めをこころがけてください。
当社のミニバラ盆栽は水はけの良い鹿沼土を使用しています。保水性、通気性が高いのが特徴でバラの根の張りもよく丈夫に育ちます。
鉢となる土台に溶岩を使用したタイプはミニバラの可愛らしさを引き立たせます。1つとして同じ形がなく、溶岩石特有の味わいある色味が特徴。多孔性で水分を吸水しやすく、バラの性質に適した鉢です。溶岩鉢では自然を愉しむ盆栽の魅力を堪能できます。
日本六古窯の1つである丹波焼を鉢としてミニバラ盆栽用に設計。1点1点職人が手作りしています。日本の伝統工芸品である丹波焼の鉢とミニバラが和洋の雰囲気を醸し出します。
「我が国及び世界のミニバラ盆栽の発展に寄与すること」を愛好会の目的に掲げ、2007年に発足されたミニバラ盆栽愛好会。ミニバラ盆栽に関する情報収集、啓蒙活動や『国際バラとガーデニングショウ』などの展示会やイベントの開催と参加を行っています。また、盆栽技術向上のため月例講習会などの活動を行っています。篠宮バラ園もミニバラ盆栽愛好会の会員として、これらの活動に参加しています。
次回のお届けは23年4月下旬~5月ごろの予定です。
※ご予約受付は23年3月1日~の予定