バラ園スタッフが実際に自宅で使用し効果を実感している薬剤やグッズをご紹介します♪
今回ご紹介するのはベニカR乳剤です。
6月某日。庭を見回すと何かのフンが…!
そしてこちらは新芽を食べつくされた無惨な枝…
これは何かいる!…と警戒してみていると、薄いグレーの尺取り虫が!
これは小さな蛾の幼虫で、葉も蕾もむしゃむしゃと旺盛に食べてしまいます。発見次第、1匹1匹つまんで退治していたのですが、葉の被害は止まらず困っていました。
さらに…!
なんとチュウレンジバチが卵を産んだ形跡も…。もう踏んだり蹴ったりです。
以前バラ園で見つけた産卵の様子。こうして枝に傷をつけて卵を産みます。
※チュウレンジバチについて詳しくはこちら➡葉のふちに大量のイモムシが!チュウレンジバチによる食害と対処・予防法
園主の教え通り、日々庭の見回りそして早期発見をつとめてきましたが、それでももう追いつきません。(ときどき薬剤散布していますが)このタイミングで一回まいておくことにしました。
ここで活躍するのがベニカR乳剤です。
「ハバチ」の適用もばっちりあります!
100倍~200倍に薄めて使用します。他の希釈タイプの薬剤は1,000倍のものが多いので、それを考えるとちょっぴり高価ですね。
薬剤がよくつくように展着剤のダインも併用します。
そして噴霧器でまきます!
※初心者さん向け噴霧器の使い方はこちらをご参照下さい。
【効果を実感!】
以前から使用していてその度に効果を実感しているのですが、今回もまいてから5分ほどした後庭を見回してみると、糸でつながったシャクトリムシが株から落ちてきていました。ここにも!あ、あっちにも!という感じで。
写真を撮り逃したのでイメージです
「コロコロした小さなフンと、葉が食べられた形跡から、きっとその辺りにいるんだろうな、でも姿が見えない!」と困っていたシャクトリムシたちが落ちてきたようです。それだけでも効果は抜群。ありがとうR乳剤。
また、花につくアザミウマもがくっと減りました。
そしてこれは偶然かもしれませんが、ベニカR乳剤をまいた株に蛾や虫が近づこうとしても、避けていくような場面を何度か目撃しました。ブーンととんできてもUターンで他の所へ行くような動きでした。
個人の感想ですが、我が家の虫対策でベニカR乳剤は大活躍しています♪
関連動画:
薬剤について住友化学園芸さんと対談しました!前編
後編