バラのある暮らしで心にゆとりを。 品種のご紹介やバラの生産風景など、バラにまつわる様々なテーマで特集を更新しています。
東京都内にあるバラ苗専門の温室と農場で育てるバラ苗は、野菜畑で作られています。
素直に育つバラ、病気に強いバラ。
そのポイントは台木にあります。
日本では田んぼでバラを生産している農家が多いのですが、篠宮バラ園のバラは野菜畑で作っています。
どうして野菜畑で作っているかといいますと、
けれど、田んぼの環境をそのまま鉢植え、庭植えにはできません。
だって、お客さまに育てていただくバラの苗は、田んぼではないのですから。
だから、篠宮バラ園では40年にわたって土づくりにこだわって、お客さまに育てていただく環境でも、素直に育つバラを目指して台木づくりを行っています。
畑では、田んぼのように自在に水やミネラルを供給できませんし、連作障害の影響もでてしまいますから、土づくりにとても時間をかけています。
そして、種を蒔いてからも日々バラと土を観察しなければなりません。
篠宮バラ園のバラは、素直に育つバラ。
写真は、ノイバラ(ロサ ムルティフローラ)の台木です。
お客さまにバラを育てていただく環境は、お庭だったり、鉢植えだったり、そういう環境になりますから、バラが生きる環境が変わっても素直にそだってくれる、そういう土づくりと根っこづくり、ひいてはバラづくりにこだわってつくったノイバラの台木です。
この台木から生まれたたくさんの品種はどれも根に『伸びしろ』がありますから、お客さまのお手元に届いてから、鉢植え、庭植えでそだてていただいたときに、素直に育ってくれます。
日本の気候風土に適したノイバラの台木が、丈夫で耐病性のあるバラに育ててくれます。
庭植えや鉢植えで使える篠宮バラ園こだわりの土はこちら。