春にまいたゴマ粒ほどの小さな種はぐんぐん成長し、高さ2メートル近くになるものも。
毎年、力強いノイバラの生命力に驚きつつ、今年の台木の出来もとても良く、自然に感謝です。
※先っぽに、もぞもぞと芋虫がいます。おいしいのでしょうか。
簡単に手順をご紹介したいと思います。
まず、地面近くの株元の皮に、T字の切れ込みをいれます。力の加減がとても重要です。
一本一本丁寧に行います。
少し、皮を開きます。
次に、穂木から芽を削いでいきます。
差し込むのに丁度良い大きさ、厚さにします。
そして、程よい大きさにした芽を、T字に切込みを入れた部分へ土が入らないように差し込みます。
とても繊細な作業です。
その後、手早くテープで巻いていきます。 少しでも油断をすると土が入ってしまったり、台木と芽がずれてしまうと、うまく活着しません。チームワーク良く、一本一本手早く丁寧に作業を進めていきます。
この芽がやがて、次の年の春にぐんぐんと成長していきます。 成長の様子はつるアイスバーグの成長日記をご参照ください。