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芽接ぎ作業の時期になりました。

毎年9月と10月は、篠宮バラ園では芽接ぎ作業を行っています。 この芽接ぎされた苗は、2019年春にお届けする新苗と、2020年春にお届けする大苗になります。


芽接ぎする自家栽培のノイバラの台木

春にまいたゴマ粒ほどの小さな種はぐんぐん成長し、高さ2メートル近くになるものも。
毎年、力強いノイバラの生命力に驚きつつ、今年の台木の出来もとても良く、自然に感謝です。

※先っぽに、もぞもぞと芋虫がいます。おいしいのでしょうか。


芽接ぎの方法

簡単に手順をご紹介したいと思います。 まず、地面近くの株元の皮に、T字の切れ込みをいれます。力の加減がとても重要です。

一本一本丁寧に行います。


少し、皮を開きます。


次に、穂木から芽を削いでいきます。
差し込むのに丁度良い大きさ、厚さにします。


そして、程よい大きさにした芽を、T字に切込みを入れた部分へ土が入らないように差し込みます。

とても繊細な作業です。


その後、手早くテープで巻いていきます。 少しでも油断をすると土が入ってしまったり、台木と芽がずれてしまうと、うまく活着しません。チームワーク良く、一本一本手早く丁寧に作業を進めていきます。

この芽がやがて、次の年の春にぐんぐんと成長していきます。 成長の様子はつるアイスバーグの成長日記をご参照ください。



農場と温室の様子

この記事を書いた人

篠宮バラ園 スタッフ

篠宮バラ園 スタッフ

篠宮バラ園webまわり担当。
園内に咲くバラの香りや美しさに日々感動しているベランダガーデナーです。
園主のバラへのあふれる愛を、お客様にどうお伝えするか、日々奮闘中!

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