毎年ご好評いただいております、初心者さん向け新苗鉢増し講座、今年は4回開催いたしました!大変ありがたいことにいずれの回も満席となり、暑い中ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
では、当日の様子をレポートいたします。
今年は篠宮バラ園のなかでも比較的涼しい「東屋」にて開催いたしました。園主手作りの休憩所です。テーブルや椅子(もちろんこれも手作り)を遮光ネットで覆い、その上につるバラを誘引した風通しの良い心地よい場所です。
そちらにおかけいただき、まずは新苗とは何か、新苗と大苗の違いをご説明。
そして初心者さん向けの講座ですので、なぜ鉢増しが必要なのかをお話ししました。実際のポット内にぐるぐると元気に回った根を見て、これではもう小さなポットでは窮屈であることご理解いただきました。
その後は、実際に園主が新苗を7号鉢に鉢増し、皆様もそれを真似て実際に鉢増ししていただきました。
ポットから取り出すのが初めての方もいらっしゃったかもしれません。
枝がぽきっと折れないよう、そうっと持っていただきます。
そして、培養土を入れていきます。ここで当園の培養土をご説明。
水はけはあまりよくないけれど逆に言えば水もちの良い土です。本来バラは田んぼで生産されているのが一般的です。そのような粘土質のどっしりとした土だからこそ、しっかりと根がはり丈夫な苗になります。水もちの良い土は、水はけのよい土に比べて水やりの回数が少なくて済みますし(夏はとくに助かりますね)、バラにとっても土が乾く←→濡れるの変化が穏やかでストレスも少なくしっかり育ちます。※ただし涼しい乾きにくい季節は水のやりすぎ=根腐れに注意です。
水やりや肥料あげ。そのタイミングや量など簡単そうで奥が深い。説明を聞いていただきながらそれぞれご自分の手で行っていただきました。実際にやってみていただくことで、新たな発見もあったのではないでしょうか。
また、一番花のあとの剪定。これは何より切る位置に皆さん悩まれていらっしゃり、実際に園主が切った場所を写真に撮ったり、熱心にご覧になっていらっしゃいました。
最後は園主への質問も多岐にわたり、皆様聞いてよかった~とおっしゃってました。
毎年人気のこの講座、今回参加できなかった皆様次回のご参加お待ちしております!
★ご参加いただいたお客様の声★ 一部抜粋させていただきました。
「実際に土・根を見せていただき、水のやり時も理解する事が出来ました」
「初めてのバラなので枯らさないよう頑張りたいと思います!」
「今まで自己流で育てて、あまり咲かなかったのですが、今日お話を聞いて来年はたくさん花を咲かせたいと思いました」
「何度か直接バラを購入していましたが、育て方を間違えてしまい、改めて今回参加しもう一度頑張る気持ちになりました」
「社長さんのお話は分かりやすかったです」
「すごく分かりやすくて参考になりました。バラを育てるのは敷居が高かったのですが、楽しく育てていけそうな気がしています」
「バラは生き物、バラの気持ちになって、やりすぎは良くない、というお話を聞けて気持ちが楽になりました」
「YouTube等でいろいろな動画を見て勉強していますが、実際に社長さんとやってみて動画以上に学べました」
「ほやほやの初心者なので、基本的な事から教えていただき、良かったです」
今後も皆様に楽しんでいただけて、身に付く講座を企画したいと思います。
次回もお楽しみに!
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