大きな鉢に植え替えることを、「鉢増し(はちまし)」といいます。
鉢でバラを育てるときは、木と根のボリュームを同じに保つことが大切です。
枝や葉がたくさんのびて、鉢の中の根が窮屈そうだったら、大きめの鉢に植え替えをしてください。
鉢(ポット)から苗を取り出します。
鉢を持ち上げて、鉢の縁を上からたたくと、鉢の内側と土の間に隙間ができますから、株元を人差し指と中指で挟んで、鉢をさかさにすれば、簡単に抜け出てきます。
生長期のバラは、根が活発に動いています。
あまり刺激をあたえないように、根鉢は崩さないようにしてください。
高さや、位置が決まったら、根鉢と鉢の間に、培養土を入れていきます。
たっぷりと水をあたえて、全体に水を行き渡らせてください。
市販の肥料を用いる場合は、肥料取締法に基づいた「保証書」を確認して、注意書きをまもり、目的にあった使い方をしてください。