2016.10.15
朝起きて、外に出る。
雲の天井が開けて、空はどこまでも高く空気が澄んでいて清々しい。
落合川を渡って、バラ園に到着すると、
伸びた芝や葉に露が光っていて、梢には膨らんだバラのつぼみが顔をのぞかせている。
どんどん気温が上がって一斉に咲き始める春とは違い、秋のバラは昼夜の温度差があって、涼しくなっていく中で徐々に開花していく。
10月はバラにとって選ばれた月。
コウシンバラなどの改良によって、はじめて四季咲きという特性が生まれ、秋にバラが楽しめるようになったそう。
栽培技術を探求し、より美しく見せようとする園芸家の知恵と努力。
野生植物の多くは、絶えないように自ら増えていくことができるけれど、よりきれいな花を咲かせようと、落葉させないために薬をあげたり、土壌を改良したり、剪定をしたり、交配したりと人間が手を加えてきました。
美しいものを追い求める人間の欲をルネッサンスの時代より表現しているのがバラの魅力なのかもしれませんね。
駆け抜けるように過ごした夏が終わって、師走の慌しくなるまでのほんの少しの休息。