映画がモノクロだった時代、女優のクローデット・コルベールやメアリー・ピックフォードは、美しくみせるために、顔の左側から撮影をさせていたそうです。
スクリーンの中でタバコをふかすマレーネ・ディートリッヒ、無表情のグレタ・ガルボ。当時は女優一人一人に美しく飾るための演出がありました。
ルドゥーテの作品は、どのバラも托葉がしっかりと描かれていて、咲きこぼれるように美しい。
バラもそれぞれ個性があるように、上からのアングルだったり下からだったり横からだったり、淡いグレーや白い下草と共演させてみたり、きっと美しく飾るための演出が個々にあるのだと思います。
いろいろ試してそういうのを見つけてあげるのもまた楽しい。
ラベンダー ピノキオ
アンジェラ
今日の東京の空はモノクロ映画のような薄墨色の雲がずっしりと重たい雨でした。
過ぎていく秋を惜しみつつ、冬の到来を教えてくれる初時雨。
バラもこれから冬支度に入ります。