ストーブにやかんをかけて、コタツで暖をとりながら、座卓の高さで雪庭を眺める。
雪見障子といって、半分は障子で半分はガラス板の建具が昔からありますが、よく考えられていますよね。
しんしんと、聞こえるようで聞こえない雪の音、庭を楽しむための生きた絵を切り取ったような情趣。
一方、雪の静けさ、雪の寒さ、雪の降る情景を太鼓をたたいて、音で雪の美を表現する歌舞伎もまた情趣。
雪にも、いろんな楽しみ方があっておもしろい。
今日の東京はとても寒い一日で、窓を開けた雪景色の非日常感は、情趣というよりは、むしろSF作品のようでした。
東京の11月の降雪は54年ぶりとのこと。
なんとなく、忙しい現代にあって、雪は敬遠されがちですが、それでも、庭先やベランダに雪をかぶったローズヒップの赤い実がいくつもなっていると、窓を開けたときの雪景色にも少し温かみを感じて、これもまた情趣、です。
雪月花という言葉があるように、四季折々の日本の風景はいろいろありますが、
バラは、そんな日本の美しさに風雅な眺めを加えてくれますね。
ロサ バージニアナ
レッド ネリー
スイート ブライヤー