カート内の商品数:
0
お支払金額合計:
0円(税込)
送料無料まであと:
10,800円(税込)

ハイブリッドムスク系統のご紹介

スタッフおすすめの系統に、「ハイブリッドムスク」というバラのグループがあります。比較的トゲも少なく、よく咲き、よい香りを持つことが多いバラ達です。今日はそのご紹介をいたします。 花形は小型から中型の一重から花弁の多い八重まであり、春には溢れるばかりに大量の花をつけ、よく返り咲きます。
香りのよいムスクローズ系を交配親に持つため、多くは甘いムスクの香りがします。
多くはトゲが少なく、ノイバラのように強健で生育旺盛で育てやすく、小型のつるやシュラブとして、また伸びる品種はボーダーのようにも扱えます。



この系統は20世紀のはじめ頃、すでに大輪のハイブリッドティーが主流の時代に、イギリスのペンバートンが生み出しました。 CC BY-NC-SA 3.0 via. Rose Biblio

彼は牧師でもあり品評会に出すようなバラ育成家でもありました。
ある時祖母の育てていたバラたちを懐かしみ「祖母のバラ」として出展したところ、多くの人の注目を集めました。それを機に、さらに長く咲き育てやすいバラを目指して育種を始めたのです。家族とともに幸せな子供時代を思わせるバラを。ペンバートンはこの系統をハイブリッドムスクと名付けました。


その後も後継者のベントール夫妻らに引き継がれたくさんの品種が生まれています。 コーネリアフェリシアプロスペリティバレリーナなどが有名ですが、ペネロープクリュテムネストラ、高芯に咲き始めるブルーム フィールド アバンダンスなど育てやすい魅力的な品種がたくさんあります。 ペネロープ クリュテムネストラ ブルーム フィールド アバンダンス

ハイブリッドムスク系統
バラ苗を選ぶ。

この記事を書いた人

篠宮バラ園 スタッフS

篠宮バラ園 スタッフS

バラ園のお仕事のかたわら、自宅でも篠宮バラ園のバラを育てて10と何年。
系統や品種、時期によって違う育ちに目を見張っています。
バラ周りのお話にも興味がつきません。

窓際で育てるミニバラ栽培 手のひらサイズのバラを楽しもう 5,478円(税込)〜