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芽欠きとソフトピンチの違い、花柄摘みなど、剪定用語の整理

バラを初めて育てる方にとって、書籍などで出てくる似たような用語に、戸惑ってしまうことが多いと思います。
ここでは、初心者の方がよく混同されがちな芽欠きとソフトピンチを中心に、剪定に関する用語を簡単に整理してお伝えします。


「芽欠き」とは、切り花業者が行う作業。ご家庭で株を楽しむ場合は不要

芽欠きとは、その名の通り、出始めた芽を手で欠くことを言います。
具体的に申しますと「切り花」の生産現場で一輪咲きの商品を生産したいのに、生育旺盛な株の場合は2~3輪のお花を同時に付けることがあります。その際、早い段階で脇芽を欠き落とし、1輪だけスラッと残します。
この作業を「芽欠き作業をする」といいます。商品の価値を上げるための作業で、個人で株を楽しむ場合、必要な作業ではあまりありません。
そして、脇芽を欠いたからといって残した一輪が大きくなるわけでもありません
付いた蕾は全て楽しんでくださいね。

こちらのブログも参考にされてみてください。
「Q.春の新苗につぼみや花がついたら取った方が良い」と聞きます。篠宮さんの考えはどうですか?」



「ソフトピンチ(弱剪定)」とは

剪定ばさみを用いた軽い(浅い)剪定のことです。株全体の姿を、ふんわりと柔らかく仕立てたいときの剪定方法で、フロリバンダ種やスプレーバラの品種、一部のイングリッシュローズなどにお勧めです。品種がもともと持つ特性を生かした方法です。


「ハードピンチ(強剪定)」とは

ちなみに、ハードピンチも少し説明いたしますと、とくに冬の休眠期に行う深くしっかり切る剪定で、来季のバラの姿を決める大事な作業です。内容はここでは省かせて頂きます。いずれ、ブログに執筆させていただきます。



ソフトピンチとハードピンチの間には、開花後の「普通の剪定(通常剪定)」

そして、ソフトピンチとハードピンチの中間には、普通の剪定があります。主に四季咲きの品種で開花後に必ず行う作業で、その株のバランスや成長の度合いなどを考慮して行います。よく、「五枚葉の上で切りましょう」などと言われる作業です。

詳しくは、【動画あり】花が咲き終わったあと、どこで切りますか? をご覧下さい。



花柄摘みとは

これは咲いた後の茶色くなった花と枝を切る作業を指します。「花柄」とは、花がつく枝のことを言います。
バラの系統により、花柄摘みを行う目的は異なります。

本来バラは、花が咲いた後、花托(花柄とがくの間にある部分)を膨らませ、熟します。徐々に膨らんで赤く色づいていき、それがローズヒップとなって種を作り、子孫を残そうとします。

しかし、出来る限り枝を伸ばしたい時期のつるばらや、オールドローズなどの場合は、ローズヒップを作ることで栄養がとられます。それを防ぐために、花が咲いたら花柄摘みを行います。

一方、ハイブリッドティーやフロリバンダローズなどの近年品種改良の末に生まれた園芸品種は、野生の生命力を多分に持つオールドローズなどとは異なり、子孫繁栄のためのローズヒップを作る力が衰えています。なので、花が咲きおわっても、花托が赤く熟したり、膨らむことはあまりありません。咲き終わったらただ茶色くなっていき、そこから新たに何かが生まれるということもなく、見た目も悪いために花柄摘みを行います。

ばらの育てかたで、よくある質問。

この記事を書いた人

篠宮バラ園 園主

篠宮バラ園 園主

「毎日がバラとのお付き合い」
20歳のころから50年近くバラとともに生活しています。いまだにバラの気持ちを理解しきれていません。

「気まぐれで気位の高い姫と、これからも…」
園主のひとり言でした。

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