お客様から大人気のイングリッシュローズ。その中でも、「棘が少なめのものはありますか?」というお問合せをときどきいただきます。
当園でお取り扱いのある品種の中から、比較的棘が少なめのものをご紹介いたします。
※棘がまったくない、というわけではございません。
ヴァネッサ・ベル

棘は比較的少なめです。
シーズンを通して次から次へと花を咲かせ、レモンと、時にハチミツを感じさせるグリーンティーの芳しい香りという表現がピッタリな、麗しい香りを放ちます。
ソフトイエローの花を次から次へと咲かせる大きな房咲き。
「ヴァネッサ・ベル」は、魅惑的なフレッシュさと優雅さを備えた、繊細な美しさを誇るバラです。
クィーン・オブ・スウェーデン

まっすぐ上に伸び、飛びぬけて丈夫でよく茂る、とても耐寒性のある品種です。トゲが少なく、花は摘み取った後も日持ちがするので、室内でフラワーアレンジメントとして楽しむのにも向いています。
レッチフィールド・エンジェル

棘も比較的少なめで、病気にもなりにくく安心できるバラなので、初心者の方でも失敗は少ないでしょう。
ディープカップ咲きから始まり、徐々に整ったカップ型のロゼット咲きになります。クリーミーアプリコットの花は、咲き進むに連れて花びらが反り返り、やわらかいクリーミーホワイトのドーム状になります。次から次へと花を咲かせ、このバラ全体を眺めたときの印象は純白の花のかたまりのようで、ボーダーで活躍します。勢い旺盛ですが、エレガントな姿はとてもバランスの取れたシュラブと言えるでしょう。
メアリー・ディレイニー 旧名:モーティマーサックラー

【スタッフとってもおすすめ!】
4mほどまでに大きく伸びるつるバラなのに、棘がほとんどないのはお手入れがとっても楽になります!もちろん、1.5mほどまで短く詰めてシュラブ仕立てにしてもOKです。
中輪でソフトピンクの趣が変わったバラです。可愛らしくとがった蕾がひらくと、半八重のような花がひらいてゆきます。強香。
モーヴァン ヒルズ

明るいノワゼット・ローズの香り。繰り返し咲く、珍しいランブラーです。
中程度から大きいかたまりで、可愛らしいソフトイエローの花が咲きます。成長は強く、スレンダーに伸び、葉は照り葉でとげも少ない。アーチを簡単に覆うことができ、壁面や、トレリスなら3~4m程度には伸びます。
スノー・グース

枝はとげが少なめで、まっすぐですので、アーチや壁面、フェンス、トレリスなどに簡単に誘引することができます。
英国ではあまり育ちがよくないそうですが、日本の環境ではとても生育よく、北向きの場所でもよく伸びる人気品種です。ぜひ大輪のつるバラと組み合わせてアーチ、壁面などガーデンを飾ってお楽しみください。
ナイ・ベヴァン

比較的棘は少なめで、樹高もコンパクトな1m前後なので育てやすいです。
ナイ べヴァン (Auspital) は、実に美しいシュラブローズで、中輪で小さめの花を咲かせます。時間が経つにつれてやわらかいソフトイエローから、穏やかなクリーム色に変化する、珍しいオープンカップ咲きです。
ロアルド・ダール

若いつぼみは、本物の桃の赤みを思わせる美しいソフトなオレンジレッド色をしていて、全開すると中輪でカップ型のロゼット咲きになり、ほぼ継続的に花を咲かせます。繊細な容姿とは裏腹に、過酷な気象条件下でも力強く育つ強健種です。
成長するにつれて、とても魅力的な丸みのあるシュラブタイプの樹形になり、グリーンの葉を茂らせ、トゲがほとんどない品種です。非常に見応えがあり、あらゆるガーデンを華やかに演出してくれます。