☆つるなのに扱いやすい!
枝は細くしなやかで、棘がまったく無くツルツルしています。
まるでモッコウバラのようだと言うと想像しやすいかもしれません。
つるバラの誘引作業では、枝が太すぎると固かったり棘が多く危険を伴うことが多いですが、この群舞は棘が無くやわらかいのでその危険はありません。
また、棘が無いことから、小さなお子さんやペットがいる家庭でも、安心して育てることができます。
☆とても強い!
また、棘無しノイバラの交配種ですので、ノイバラの野生的な強さを色濃く持っています。
うどんこ病や黒点病等の病気に強く、暑さ・寒さにも耐えられます。
直径3㎝の花が房になってたくさん咲きます。
また花もちが良いので長く楽しめます。
群舞は日本で1995年菊池利吉氏によって作出されたランブラーローズで、花は可愛らしい桜色で大房になって咲く、棘無しノイバラの交配種です。
ノイバラ譲りの耐病性・耐暑性・耐寒性と、半日陰でも栽培可能な強健さを持っています。よく伸びますので、アーチやパーゴラなどに誘引もできます。
ポンポン咲きで、咲き進むにつれて花のボリュームが増していきます。
※ランブラーローズについてはこちらもご覧ください。
大変丈夫な品種で耐陰性がありますので、半日陰でもよく育ちます。
完全な日陰でなければ大丈夫です。
一季咲きですので、基本的には春しか咲きません。しかし、その姿はとても素晴らしいです。
枝がしなやかで取り扱いやすいので、どんな仕立て方もできます。とても万能です。
群舞の花は小さいので、その小花を映えさせるのなら、小さなオベリスクにするのがおすすめです。
また、よく伸びるので壁面に沿わせたり、大きく伸ばして枝垂れさせるのも、可愛らしい雰囲気を作ることができてこれもまた良いでしょう。
方法は他のつるバラと同じで構いません。
棘が少なく枝はしなやかでやわらかいので、他品種より作業しやすいでしょう。
※つるバラの基本的な育て方はこちらをご覧ください。
群舞とよく似た品種で群星(ぐんせい)があります。
群舞と同じくランブラーローズです。
枝はしなやかで棘が無く、よく伸び、耐病・耐陰・耐寒・耐暑性どれも強く一季咲きと、性質もとてもよく似ています。
作出者も同じ菊池利吉氏ですが、群星のほうが10年ほど先輩です。
群舞と群星の大きな違いは花の色です。
群星は桃色を帯びた白い花をつけますが、群舞は桜色の花をつけます。
群星も色味のゆらぎでピンクっぽい花になることがありますが、群舞は安定してピンクの花を楽しめます。
「白の群星」「ピンクの群舞」ということで、好みの色を選択するのも良いですし、一緒に植えて絡ませるのもまた面白いかもしれません。