品種ごとの育て方をご紹介いたします。
樹形がコンパクトでまとまりやすいので、比較的初心者の方でも安心して育てていただける品種です。
クローネンボルグとグラナダを親に持ち、サーモンピンクを帯びたローズ色の半剣弁高芯咲きのボリュウムのある花形に特徴があります。又、名の由来もこの品種の特徴から付けられ香りの素晴らしさを表しています。冬以外、たびたび咲く四季咲き性、香り、丈夫さ、扱いやすさから、初心者の方がバラを楽しむのにもってこいの品種です。
芳純は、日本が世界に誇るバラを数多く生み出した鈴木省三氏によって1981年に作出され、多くの人々に長年愛され続けている品種で、各地のバラ園でもよく見かけます。
調香師からも高い評価を受けている芳香品種です。有名な化粧品メーカーの香りの元になったバラとも言われています。
名花、ピースの血を色濃く受け継ぎ花弁の肉厚と、ふっくらとしたボリューム感ある花は見ごたえが有ります。花もちは一般的な長さです。
葉は大きめで、葉脈がはっきり表れます、樹形は直立性ですが枝の節間が短いため、株はコンパクトにまとまり仕立てやすく、鉢栽培などに向きます。
バラの棘にも様々な形が有りますが芳純の棘は肉厚で短く、数も若干少な目の様です。
比較的丈夫な品種です。他のバラにも通じますが、高温期に下葉が黄変、落葉しやすい一面もあります。 一般的な黒点病、ウドンコ病、アブラムシなどの防除は必要です。
この投稿をInstagramで見る#芳純 ぼん!っと存在感のあるボリュームと、有名な化粧品メーカーの香りのもととなったとも言われるダマスクの香り。日本が誇る名花です。 #鈴木省三 #hohjun #ピンクのバラ #篠宮バラ園 #癒し #四季咲き #ロザリアン #東久留米市 #ひばりが丘 #篠宮バラ園 #rose #農家直送 #instarose #baraiegram #rosegarden #rosestagram #roselove #バラ #バラ好きな人と繋がりたい #バラのある暮らし #はなまっぷ薔薇 #バラの庭 #緑のある暮らし #農家 #ピンクの花
ピエールドロンサールは、1985年/フランスで作出された品種です。
花はクリーム色の大輪、花の中心に向かうほどピンクを増します。系統はつるバラに属し、生育旺盛で丈夫で大変育てやすい品種です。一季咲きの多いつるバラでありながら、枝を伸ばせばよく繰り返し咲きをし、秋までたくさんの花を楽しませてくれます。また短く剪定した場合も、春には花をよくつけます。(普通のつるバラは短く剪定すると春であっても花付きが悪くなります。)
病害虫に強く生育旺盛で、失敗が少ない品種なので、バラを始められる初心者さんにこそ、入門品種としてぜひともオススメしたい品種です。
ピエールドロンサールは大輪系のつるバラですので、基本的には鉢ではなく露地でのびのび育てるのにオススメしたい品種です。露地植え出来ないときは、10号鉢以上の大き目な鉢やプランターをおすすめします。容量が小さくなれば鉢土が早く乾き、水やりの回数も増し、バラにストレスを与えます。鉢で育てた場合でも、出来る限り枝を長く伸ばしてあげた方が花付きが良くなります。
ベランダでの管理は、水やり・追肥などの基本作業と、太陽光の調整、風対策が必要です。
露地植えではあまり問題になりませんが、鉢栽培の場合は生育旺盛なので土が乾きやすいです。乾いたら水をあげるというように、基本を大切にしましょう。また、小さい鉢ですと、とくに乾きやすいので、大きめの鉢がやはりおすすめです。
水やりの基本はこちらの動画をご参照ください。
YouTube動画:バラの水やり バラ50年プロの生産農家より
スペースが許すならば出来る限り大きく伸ばしましょう。花がらだけをつむようにしてください。
つるバラがもつ基本的な性質は、その年にすっと伸びた新しい枝には花をつけず、2年目以降の伸びた枝の先に花を持ちます。そのような枝が増えた場合、ロンサールの返り咲き性の強さも相まって春の一番花から始まって7月ごろまで長く開花します。
なので、開花後に強く剪定してしまうと花の付く間隔が長くなります。
来春に向けての冬の本剪定は、12月~2月末までに終わらせましょう。
つるバラの冬の本剪定につきましては、こちらの動画で詳しく解説しましたので、ご覧下さい。ロンサールに限らず、つるバラの基本的な考え方がおわかりいただけるかと思います。
YouTube動画:【プロのやり方】つるバラの冬剪定の基本
ピエールドゥロンサールは、基本的に生育旺盛なつるバラですので、大き目なオベリスクやフェンスなど広い場所での誘引が適切です。お庭の中でスペースを確保できない場合は、ポール仕立てなどで高さを出すのも一つの手段です。伸び伸びさせてあげるのがロンサールがもともともつ性質を十分に生かせ、この品種のすばらしさが十分に発揮できます。
また年を経ると枝が太くなりますので、繊細なオベリスクでは枝が曲げづらくなるかもしれません。
ベランダで育てる場合は手すりなどに這わせてあげられたら良いですね。
つるバラの誘引についても動画で実践していますので、ご参考にされてみてください。沢山咲かせるコツは下の方に誘引することです。
YouTube動画:【沢山咲かせる】つるばら誘引&質問
開花後に花がらだけ切っていき、ついた蕾がすべて咲き終わった枝は次の花芽が付くところ、またはその下で切り戻し、樹形全体をお好みの大きさに整えてください(四季咲きのような剪定)。ブッシュ(木立)仕立てにしてコンパクトに剪定することはもちろん可能ですが、株を小さくすると、もちろんその分は花数は減ります。返り咲き性も弱まる可能性が高いですが、ロンサールの強さで春にはお花をつけてくれるでしょう。
とくに、ピエールドゥロンサールだから気をつけなくてはいけない病害虫はありません。生育旺盛で、バラを始められる方におすすめなのもそのためです。一般的な対策で十分です。
病気→ 黒点病、うどんこ病
虫→ アブラムシ、コガネムシ、バラゾウムシ、ダニ類
この投稿をInstagramで見る本日も #ピエールドゥロンサール こちらの大苗(2年生7号鉢)は、お客様のもとへお嫁に行きました???????? #pierrederonsardrose #東久留米市 #ひばりが丘 #篠宮バラ園 #19年春苗販売中 #rose #生産農家直送 #instarose #baraiegram #rosegarden #rosestagram #roselove #バラ #バラ好きな人と繋がりたい #バラのある暮らし #バラ好きな人と繋がりたい #はなまっぷ薔薇 #バラの庭 #緑のある暮らし #農家 #Meiland
バラの花言葉は「愛」、
中でもピンクのバラは「完璧な幸せ」、
白いバラは「私はあなたにふさわしい」。
ではピンクと白をあわせ持つこの花は?
プロポーズしかないような…
ピエール ドゥ ロンサール
Pierre de Ronsard (1524-1585)
ルネッサンス期のフランスの詩人です。若い頃から「詩の王子」として称えられ、宮廷詩人としての地位を確立しました。その後、政変や病に翻弄されながらも詩への情熱を失わず、ギリシャ古典の研究を踏まえ、フランスの田園風景、美しい女性やかなわぬ恋などを叙情的にうたっています。いくつかは歌になり、今もフランスでフォークソングとして親しまれています。
Mignonne, allons voir si la rose
(かわいい人、このバラをごらん)
この原題をYouTubeで検索してみると、長調で歌われるかわいらしいアニメと、短調のリュートの伴奏でものうげに歌われる動画が見つかります。
この詩はどちらの気分なのかと戸惑われるかもしれません。内容はバラの美しさとはかなさを歌っているのですが。
もとは「À CASSANDRE カッサンドルに」という女性に寄せた詩です。彼女はイタリアの銀行家の娘で15歳、ロンサールは21歳の時の出会いでした。ロンサールは貴族の出ですが、10代後半に病気によって片方の聴力を失ってしまいます。その後は教会の援助で学んでいましたが、聖職者でもあったので結婚はできなかったのです。
ロンサールはガーデニングも好んでいたそうです。彼がかつて住んだ館の庭には、今でも数々のバラが咲き乱れています。
英文学史上にその名を深く刻んだエミリー ブロンテの生誕200周年を記念して、ブロンテ協会から依頼により、この名前がつきました。
エミリー ブロンテ(1818~1848)は、その生涯のほとんどを英北部ヨークシャーのハワースという小さな村の父親の牧師館で過ごしました。
娯楽のない生活の中で、エミリーを含む三姉妹と兄の楽しみは共に想像の国を舞台にお話を作ることだったといいます。姉シャーロットと妹アンも小説家になり、ブロンテ三姉妹
と言われています。
風の吹きすさぶ、どこまでも続く荒地(ムーア)。1日で天気は目まぐるしく変わり、春には一面のヒースの花で覆われます。
そのよく親しんだ場所を舞台に彼女は小説『嵐が丘』(Wuthering Heights)を書き上げました。
エミリー ブロンテの唯一の小説『嵐ヶ丘』は、嵐の夜に父が旅先から連れ帰った混血の孤児ヒースクリフと、一緒に育ったその館の娘キャサリンとの強い情念をめぐる、三世代を跨ぐ愛と復讐の物語です。
1847年に男性の偽名で発表されましたが、衝撃的な内容や小説の構成が非常に斬新で複雑だったこともあり、当初は評価が分かれました。翌年エミリーは結核で30歳の若さで亡く
なり、後に2版でシャーロットが本当の作者を明かしています。
生涯独身で家族以外ほとんど人付き合いのなかった反面、エミリーは自然と動物へ多くの愛を示していたそうです。
嵐ヶ丘のキャサリンとヒースクリフという激しいキャラクターを想像だけで作り上げたと言われていますが、エミリー ブロンテの内面にはどれだけ豊かな物語の泉が湧いていたこ
とでしょうか。
『嵐が丘』は、20世紀に入り英小説家サマーセットモームに世界10大文学に選ばれ、よく読まれ、映像化され、今では誰もが知る英文学の古典にとなりました。
《※農林水産省 品種登録出願中》
艶やかなローズピンクの花色。花径10〜12cmと大輪のロゼット咲きで、花弁がぎっしりと詰まっています。
早咲きで花付きがよく、春は1〜5個の房咲きになります。
その花首は強く、うなだれることなく真っ直ぐに咲きます。
株は直立性で、勢いのあるシュートがまっすぐに伸びますので、2.5m〜3mのつるバラとしてフェンスや壁面を覆うことができます。オベリスクやポールに仕立てる場合は大型のものに向きます。
また、冬の剪定で低く(50〜80cmほど)切り詰めれば1.5mほどのブッシュ(木立ち)として、花壇や15L以上の大鉢で楽しめます。
夏以降に伸びたシュートには花芽がつきませんが、大変生育旺盛でよく伸びます。
秋は房でなく1輪ずつ返り咲きを続けます。耐寒性耐暑性が強いことも特筆すべき点です。
うどんこ病には強め、黒星病には通常の対処を。トゲは多めですので、手袋を忘れずに。
本国のWEBサイトでベスト オブ フレグランスの星がついているように、際立って強いオールドローズの香りを持っています。
イングリッシュローズの香りは「オールドローズ」「ミルラ」「ティー」「フルーツ」「ムスク」の5つに分類されます。
オールドローズの香りはバラの最も古い系統のガリカ、ダマスク、アルバ、ケンティフォーリアが受け継ぐいわゆるダマスク香で、気持ちを引き立てるとともに穏やかにさせる鎮静効果やリフレッシュ効果があるとわれています。誰もがバラと言ったらこの香りを思うのではないでしょうか。
英国王立バラ協会のジェームス・メイソン賞、2021年王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞。
ガーデンメリット賞とは英国において、入手可能かどうか、安定した生育、育てやすさ、病害虫への耐性、などを評価されるもので、定期的な審査により品質が賞に相応しいかどうか検討されるものです。
このバラは英国のガートルード・ジェキル(1843−1932)に捧げられました。彼女は著名な園芸家、ガーデンデザイナーで、絵画や写真、工芸、文筆にも秀でた芸術家でもありました。
大変丈夫で誰にでも育てやすい品種です。主につるバラとしての需要が多く、低いフェンスからアーチまでさまざまに誘引出来、春には一面を花で覆い尽くします。その姿は圧巻です。
アンジェラの様な強健種は生育旺盛で良く伸びるので、のびのび育てられる地植えが最適です。
株が成長して枝数が多くなればその分多くの花を付けてくれます。 3年もすれば何百もの花を付けてくれますので、気長に待ちましょう。
アーチ、フェンス、オベリスクなどの所定の場所に植え付けた後、春からの新芽の成長とともに誘引していきますが、柔らかい新芽のうちは無理をせず、ある程度充実するのを待って誘引していきます。
1~2年かけて理想の形になるように心がけ、隙間を埋めてゆきます、この間の剪定は必要とせず、咲終わった花殻だけ剪定します。
四季咲き品種に比べ、つるバラ品種は日陰に強いのですが、やはりアンジェラも強いです。
家と家とのわずかな隙間などでは無理ですが、空間的な広さがあれば、たとえ日が差さない様な北向きでも生育可能です。
つるバラの剪定に準じますが、とくに冬の2年目以降の本剪定をしっかり行います。
主幹をしっかり決め形を整えます、枝数、風通しなど春の開花を連想して行います。
※動画 つるバラの剪定
主に春と秋に注意してください。 病気:うどんこ病、黒点病 害虫:アブラムシ、バラゾウムシ、コガネムシ類、ハダニ、テッポームシ(カミキリムシ幼虫)
関連リンク バラの病害虫と対策ピンクの中輪房咲で、その色彩や花容、花付きの良さで最も人気の高い品種の一つです。
伸長は極めて旺盛で株元や枝の途中から良くシュートが発生し誘引の自由度は高く面積さえあれば本当に見事な景観が楽しめます。
甘酸っぱい香りの花、光沢のある葉、耐病性それにランブラー・ローズには珍しく棘の少ないのも魅力です。
つるバラ(クライミング・ローズ)の中にランブラー(良く伸びる)と、シュラブ(低木、灌木)といった分け方あると思えばいいかと思います。
系統的には大変難しくなるのですが、イングリッシュ・ローズや近年作出された返り咲きの小型のつるバラなどは、シュラブ・ローズに分類されます。
「ランブラー」とは、やたらと伸びる、ぶらぶらするといった意味合いが有ります。つるバラの仲間でも特に伸長力が旺盛です。
日本の野バラや、照葉(テリハ)ノイバラ、その他の原種を交配親とする品種群を言います。いずれの品種も親である原種の影響を色濃く受け継ぎ、小輪、房咲きで花付きの良い品種が多くあります。
上記で説明しました様に伸長力が大変旺盛ですので、面積のあるアーチ、フェンス、壁面、などが良いです。また、支柱をしなければ地面を這って伸びますので、土手などのグランド・カバーとしても有効な貴重な品種です。
反対に狭いスペースには不向きです。
他のランブラー・ローズにも言えることですが、枝をあまり詰め過ぎず特性を生かすように誘引し、2年目以降に枝が混んできたら株元の枝を2~3本に整理し枝数を減らします。これにより風通しも良くなります。
気を付けて頂きたいことは、育て方によっては屋根まで覆い被さる様な元気な品種ですので、高い所の作業にはくれぐれも注意をお願いいたします。大きくなった株のお手入れはやはり専門家にお願いするのが一番かと思います。
強健種ですので一般的な防除でよいのですが、強いていえばカミキリムシの幼虫の テッポウムシの食害には気を付けたいですね。対処もしっかりと行いましょう。
ランブラーローズの中では比較的少ないほうです。
しかし、小さなトゲが全体にあるため、枝でも幹でも安易に触れることはできないでしょう。
トゲが少ないとはいえ油断はできません。誘引の際には気をつけましょう。
鉢植えであっても、誘引する場所や仕立て方を考えていれば育てられます。
注意点として、放っておくとすぐ地面を這うように伸びてしまうので、こまめに誘引する必要があります。
非常に強い品種ですので、日陰でも十分に育ちます。
花持ちは普通です。
伸長力が大変旺盛ですので、まめに誘引の作業をして下さい。
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この投稿をInstagramで見る温室わきの、#フランソワジュランビル 。 今年も元気に咲き誇っております????✨✨ #FrancoisJuranville #東久留米市 #ひばりが丘 #篠宮バラ園 #19年春苗販売中 #rose #生産農家直送 #instarose #baraiegram #rosegarden #rosestagram #roselove #バラ #バラ好きな人と繋がりたい #バラのある暮らし #バラ好きな人と繋がりたい #はなまっぷ薔薇 #バラの庭 #緑のある暮らし #農家
1世紀半も前にフランスで作られた「ラ レーヌ ビクトリア」の枝代わりの品種です。 花色は淡桃色で深いカップ咲きで数輪の房咲きになります、強い芳香があり樹形は直立性でシュートの発生も良く大きな株立ちになります、強健種で初心者の方にお勧めしたい品種です。
バラの栽培は、香料、薬用として利用されたのが始まりで、起源は古代ペルシャ(現在のイラン)と言われます。
ヨーロッパや日本、中国の野ばらが原種となり、現代のバラの基礎になりました。現代のハイブリットティ(HT)「モダンローズ」は、1867年に四季咲の「ラ フランス」の品種以降のバラになり、それ以前のものをオールドローズと呼びます。
オールドローズは原種の血を受け継ぎ、丈夫で強健な品種です。「ラ フランス」以降の品種は鑑賞用に人為的に交配された園芸品種で、美しさを求めた結果、強健性に難がある品種が多い様に見受けられます。
オールドローズは一季咲きが多く残念ですが、その香り、花容のすばらしさには圧倒されます。
花壇でも鉢でも向く品種です。でも、のびのび育つ露地植えが理想ですね。
もし露地植えが難しい場合は、大き目な鉢を選び、水の乾きなどのストレスを無くしてあげます。
枝も良く伸び風当たりも良くなるので、トレリスなどに沿わせるのも良いです。
木立性のオールドローズは自然のまま、手を加えなくても良いのですが、スペースを考慮して剪定します。 短く剪定してもそれなりに仕立てられますが、オベリスク仕立てなどがお勧めです。フェンス、アーチには向きません。
中輪の花ですので開花後は花びらが風に散る様に舞います。
花色、香り、育てやすさは素晴らしい品種です、当園でも一押しの品種になります。
View this post on Instagram篠宮バラ園のフェンスも、どんどん色づいてきました。ピンクの可愛らしいバラは、 #マダムピエールオジェ です。 毎年大人気の花です????????
ヴィクトリア女王を表しブルボンローズを代表する名花です。
ラベンダー色を帯びたローズ色の深いカップ咲きで、数輪の房咲きとなります。ダマスクを基調とする素晴らしい芳香が放たれ、現在でも高い人気と知名度を誇ります。
オールドローズ全般に言えることですが、半つる性のバラは、春の開花後はつるばらのように花をつけず枝を伸ばします。同じ一季咲きでもつるばらとの違いは、長い歴史の中にあります。
モダンローズ(四季咲き性)の特性を持つ「ラ・フランス」の出現によって、木バラ(木立性)という現在の四季咲き性群が出現しました。合わせて、オールドローズをモダンローズの交配によって、イングリッシュローズなどに代表されるような新しい品種群が作出されています。立性、横張性など違いはありますが、その株自体が自立でき、つるばらのように支えを必要としません。なるべく剪定を控え自然に仕立てると春にはたくさんの花をつけ、その優雅さとオールドローズ特有の香りを楽しむことができます。
お客様からのお問い合わせで、「ラレーヌビクトリアは、ピエールドゥロンサールみたいに木を横に倒して誘引した方がいいですか?それともそのまま垂直の方がいいですか?」この様なご質問が多く寄せられています。
つる性のバラのように極端に曲げる必要はありません。枝を横に誘引してあげると花付きが良くなるので、フェンスやオベリスクなどに向きますが、木立性ですので大規模な壁面には向きません。
トゲは比較的少ない方です。
まあ良いほうです。
散り際はハラハラと風に舞います。
秋に咲いているところは見たことありません。
弱い返り咲きとご紹介していますがあまり返らず、感覚的には一季咲きとほとんど変わりません。
春以降にもし咲いてくれたらラッキーと思うくらいが丁度良いでしょう。
丈夫な品種ですので、もちろん病気にも強いです。
また日陰でも育ちます。
丈夫でトゲが少なく、半つる性でありながら木立としても育てられるため、とても扱いやすく初心者におすすめのバラです。
ラレーヌビクトリアとよく似た品種にマダムピエールオジェがあります。
View this post on Instagram毎年大人気の #ラレーヌビクトリア が咲きました!このふくよかな形に鮮やかな色味。見ていて飽きない品種です。 ~ラベンダーローズ色の深いカップ咲きで、ダマスク系の強い芳香があります。ビクトリア女王を冠した、ブルボンローズの中で最も人気のある品種です。花は小ぶりですが房になって咲く姿は見ごたえがあります。非常にバランスの良いシュラブローズで、しなやかな枝が扇状に広がっていく強健種です。~ #LaReineVictoria #生産農家直送 #バラ農家 #東久留米市 #篠宮バラ園 #19年春苗販売中 #rose #instarose #baraiegram #rosegarden #rosestagram #roselove #バラ #バラ好きな人と繋がりたい #バラのある暮らし #はなまっぷ薔薇